本日、『KEEP GOING / ISSUGI prod. I-DeA』がLibra Recordsよりデジタルリリースされました。

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UMBを主宰するLibra Recordsによる日本語ラップ・コンピシリーズ『UMBC』。その2021年最後のリリースとなるのが、MONJU/SICK TEAMのメンバーであり、ソロMCとしても様々な作品をリリースし続けているラッパー、ISSUGIによるシングル「KEEP GOING」だ。
 今現在の日本のアーンダーグラウンドヒップホップシーンを代表するアーティストとも言えるISSUGIだが、バトルMCとしてこれまでも様々なフリースタイルバトルに出場。UMBでは本戦出場は果たしていないものの、東京予選大会出場時の圧倒的な存在感を誇るバトルスタイルは、ファンの間でも語り草となっている。
 また、レコーディングアーティストとしては、これまで5枚のソロアルバムをリリースし、さらにBUDAMUNK、DJ SCRATCH NICE、GRADIS NICE、BES、DJ SHOEなどとコラボレーション作品を発表。グループとしてはSICK TEAMにて2枚のアルバムをリリースし、今年(2021年)12月に13年半ぶりにリリースしたMONJUの新作EP『Proof Of Magnetic Field』も大きな話題となった。その一方で16FLIP名義でプロデューサーとしても様々なアーティストの作品に参加するなど、実に多彩な活動を繰り広げている。
 今回リリースされる「KEEP GOING」だが、『UMBC』シリーズではお馴染みのI-DeAがプロデュースおよびミックスを担当。哀愁あるシンセの音色がレイドバックした空気感を醸し出すトラックの上で、ISSUGIが自ら通ってきたアンダーグラウンド道をリリックで説いていく。そこにはISSUGIの確固たる姿勢や覚悟、揺るがない自信が強く感じられ、一人のアーティストとしての美学が見事に貫かれている。これまでも共演歴のあるISSUGIとI-DeAであるが、今回の「KEEP GOING」はI-DeAのトラックがISSUGIの新たな魅力を引き出した一曲と言えるだろう。